「極真・フルコンタクト空手 試し割り「ブロック割り」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。
・軽量ブロック
正しく直角に、ウィークポイントに直撃すれば割れると
言えます。ですが表面が思い切りザラザラしてて、ここに高速で
手が当たると出血間違いなしですのでタオルか日本手ぬぐいを
折って載せておきましょう。
コツは、「思い切って」行くというのが口伝ですが、具体的には、
「予備動作を思い切り大きくする」ことです。組み手主体で稽古
をしていると、技を迅速に、予備動作は少なく、を心がけますが
試割りに関しては、相手の反撃はありませんので、思い切り
予備動作を大きくしましょう。手刀・鉄槌で言うのならば、出来るだけ高く振りかぶり
(私は先輩に、耳の後ろまで手を掲げろと教わりました)
ブロックの15㎝下を打突するつもりで「振り抜け」とのこと。
(当て止めや、反動で手を弾かれるのではなく、貫くつもりで振り抜く)
予備動作を大きくすると、それだけ、手の先端が加速できる距離が
長くなり、着弾時の速度が上がり、結果として運動エネルギーが
それだけ大きくなります。(速度×質量の法則で)また、いっぱい食べてウエイトを増やすと、単純に筋量と
拳の重量が上がるので、成功しやすいそうです
(スピードが落ちない範囲でですが)
拳の鍛え方なんかは色々あります。
たとえば硬いものを殴る。
人の皮膚は破れれば再生して強くなります。
何度も破れては再生し、破れては再生しを繰り返すと、皮膚厚くががちがちになります。
さわった感触は人の物ではなくなります。
それこそかなり長い間続けないと意味がないですが。
だから空手をやっている人は巻きわらみたいな硬いものを殴ったりします。
骨が丈夫になるというより、そういったものの方が強いですね。他にも痛みの正常化という効果もあります。
最初は痛い。
それは殴ったりする痛みに慣れていないので、脳が最大限の痛みを送るからでもあります。
慣れささせれあげれば、痛みが正常な物になります。
と言っても痛みがマシになるというだけです。
いくら正常にしたとしても、衝撃が走ることには変わりはありません。
硬いものを殴るときに、握り方を謝れば、いくら鍛えた人の拳でも骨折はします。ですから拳の握り方も重要になってきます。
単純な握力とは少し違うものだと思います。
拳を作り、手を握りつぶすような感じで圧縮させるような感じです。
指の力や前腕の力など、かなりの物になっている必要があります。
それこそ道場などで教えてもらった方がいいでしょう。他にも手首の強さ、角度なんかももちろん大事です。
サンドバックとかも重要でしょう。そこに、スピードなどももちろん必要になるわけで。
単純に、脱力から当たる瞬間に力を入れるという話がありますよね。
体の使い方とか色々細かいです。
そういった技術も必要なわけです。
そうでなければ破壊力は生まれないです。そこには当たる瞬間に拳を強く握るという技術も必要になります。
いくら強い拳で、強く握れても、当たる瞬間にタイミングよく握れなければ意味がないでしょう。まあ、今までのものでも一部の物を簡単に説明しただけであって、多くのことができるようになって始めて、そういったことが可能になったりします。
ただ拳を鍛えるだけでも難しいということです。
多くの技術を学ばないといけません。
それこそ独学ではなかなか難しい。
素人が自己流でやると骨折しますよ。手首も傷めますので勧めません。
力だけでは割れないのですよ。