極真空手・フルコン空手 「突きの受け」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

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上段受け,中段受け,下段払い,などの基本の受け動作を毎日何億回も繰り返すことが大切です。足を動かす場所がなくても三戦立ちや前屈立ちなどの基本の立ち方で移動せずに稽古できます。「自分に向かってくるものに反応する練習をしなくていいの?」と思われるかもしれませんが,反応は練習しなくてもある程度出来るものです。肝心なのはどのように反応するかです。敵の攻撃に「アッ!」と思った瞬間に的確な防御をするためには基本練習が欠かせません。

木人はいわゆる、受ける練習と言うより、受ける部位の鍛練や感覚を養うもののように見えます(私も映画でしか見た事ないです。)ホームセンターのようなところへ行って、多少お金を出せば、木人みたいなものの自作は可能でしょう。ただ、木人のような練習は普通の巻き藁なんかでも、ある程度可能と思います。実際のパンチを避ける鍛練なら良く見るのが、木の枝に振り子状の重りを縛り、それを降ってヒョイヒョイ避けるとか、バッティングセンターへ行きボールを避けたりするとか。あーそうそう、私が中学生の時、反射神経を鍛えようと、掛け軸を鴨居や天井につるし、掛け軸の中にピンポン玉をクルクル巻いて、手を離すと掛け軸がグルグルっと戻って、中のピンポン玉がパッと出てくる装置を作り、そのピンポン玉をパンチしたり、寝たような体制で避けたり、3つ位を時間差で落とし、どうかしたりしてました。最初全く反応出来ませんでしたが、やってるうちに、かなりパンチしたり蹴ったり避けたりできるようになりました。これなら比較的簡単に自作できるし、家でもあまり、うるさくなく出来ますよ。何の効果があるかはわかりませんが。

受けに関しては、組手の中で出ていますがモーションは小さくなります。
基本の受けは受けの時の腰の回転と手首の返しを練習する物で、基本でしっかり練習しておけば腰と手首が連動ししっかり受けることが出来ます。
基本の練習は、実際の組手よりモーションが大きく使えないと思われがちですが、大きなモーションで早く受ける練習をすることによって、試合など力が出しにくい時でも120%の練習をしておけば100%の受けが出来ると考えられます。