極真・フルコンタクト空手 試し割り「バット折り」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

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バット折りは、脛を鍛えて要ることが大前提。

足首で折りますが、足先のヘッドスピードが非常に大切。

また、蹴った後のフォロースルーも大切な要件です。

尚蹴りの初動は“股(こ)”を張り出します。

これで威力が出るのです。

バット折りは両端をしっかり固定しなければ力が逃げて折れない(痛い!)ので注意しましょう。

試割り用バットは一番折りやすい。
硬式野球用の圧縮バットにも、ピンからキリまであるが、いずれにしても試割り用のバットとは固さが全く違う。
素人が見よう見まねで折れるとしたら試割り用のバット。

甲で蹴るより脛で蹴る方が威力が高いからです。甲は足首の間接部分で力が吸収されます。また、脛は鍛えれば筋肉が発達して骨のように硬くなります。骨そのものも硬くなります。 実戦ではお互いに動きがあるので甲で蹴ったりもしますが、バット折りはパフォーマンスなので。恐らくサッカー選手の場合普通の方より少ない練習で折れるようになれます。蹴りのフォームは違っても基礎はある程度あるので。ちなみに試し折りのバットは誰でもすぐ折れます。本物のバットは折れないと仰られる素人の方がいますがプロのキックの試合ではバットどころ分厚い鉄板のファールカップが割れることも普通にあります。

試割用のバットであれば、密度の低い木を使っているので
正しいフォームで脛を直撃させれば、経験者であればすぐ割れるでしょう。
複数本であっても、持ち手がしっかり保持していれば行けると思います。

ただし、野球の試合用の圧縮バットになりますと、強度が桁違いに
跳ね上がります。時速140㎞の硬球を打ち返す強度があるわけ
ですから、素人が下手に蹴飛ばしたら足を骨折するだけです。

余談ですが、正道館の角田師範は「下段の回し蹴りの連続バット折り」
分野でのギネスブック世界記録を持っていますが、なんと
その際に使用したのは「ミズノ」の試合用圧縮バットだったそうです。
あまりに鮮やかに蹴り割ったため、メーカーから
「もろくみられるからやめてくれ」と苦情があったとのことです。
(角田師範の骨密度を測定した医師は、『人類の数値じゃない』と
驚愕したとのこと)