「極真・フルコン空手　「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント　14」のまとめです。

勿論フィジカルも大事です。ただ、筋力だけで全てが賄えるわけではありません。
筋力だけで全てが決まるなら、ウェイトリフティングの選手で格闘技界は独占されるでしょう。

私が気をつけているポイントは
・地面を蹴る力を腰に伝え、その力を肩に伝え、その力を最後に拳に乗せる感覚を意識すること
突きは手で突くのではなく、腰・肩を廻した結果、少し遅れて手が出てくるといった感じです。腰で突く、肩で突くといった言い方になるかもしれません。

・打ち抜くイメージを持って
慣れないうちは【拳が当たるところ（目標）＝ゴール】という感じになってしまいがちですが、ゴールを数センチ拳が当たる場所の奥に設定します。
そうすることで貫通力が増した突きを撃つことが出来ます。
例えば、ボディを突くのであれば皮膚の表面を突くのではなく、お腹の中の胃を突く感じですね。

先ずは、腰から下をしっかり安定させること。
そこから、腰、上半身の回転動作を肩、そして腕にパワーを伝えることにより強力な突きを繰り出すことが出来る。
腕力、筋力を鍛えても、回転動作を拳に繋げる動作が出来なければ突きの威力を増すことが出来ない。

ダッシュやランニングの走り込み(下半身)、懸垂(広背筋、肩)、腹筋(インパクトの締め)、あとはサンドバッグ打ちです。

握力も大切ですが、懸垂で鍛えられます。