剣道 「上段の構え」の技・テクニックのコツ・ポイント 7

「剣道 「上段の構え」の技・テクニックのコツ・ポイント 7」のまとめです。

上段の構えのコツですが基本は、剣道形の左上段です。
個人的にオススメの選手は静岡の高坂選手です。
竹刀を極端に寝かせないので綺麗な上段を構える選手だと思っています。
全日本にも何回か出てますからYouTubeなんかでもアップされていると思いますよ。

基本の繰り返しで上達していくしかないと思います。

左片手面なら機会は相手の出ばな、右手の親指で弾き飛ばすようにして竹刀を振り落とし、右手はその勢いのまま振り下ろして腰へ。ですからキレは右手で作り出す感じですね。
これは中段からの面にも共通します。
もちろん相手が右の出小手を打てるような相手だと、この打ち方は諸刃の剣になりますが。

とにかくまだ上段を取り始めて間もないとの事。
剣道始めて一年目の自分を思い出して下さい。
そんなにすぐにキレ味鋭い面を繰り出す事は出来なかったと思います。

キレ=速さではないです。
上段からの面なら尚更。
速いにこした事はないですが、むしろ感覚としては「乗せる」といった感じ。
要は打つタイミング。間合い、理合いです。
そして何よりも打突後、崩れない姿勢。
かわされたり受けられたりした時に顕著に出る故、どんな状況でも崩れない事が、最も大切です。
言いかえれば、崩れない身体のさばきが、キレという事です。