伝統空手 「刻み突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「伝統空手 「刻み突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

体を一本の棒にすること。着地=突きの完了。拳から先に動けと言う人もいますが、若いうちは良いが年を食ったら弊害になる。

グニャグニャ、ヨレヨレの体では、各パーツを改善してもよくならない。

足が前に出る・・上体がのけぞる・上体が残る・・表面的にはそう見えなくても内部的にそうなっている・・体全体がワンセットで動いていない。結果として、ブレーキをかけながら動いていることに同じ。
頭も同じ。クビも。

ある程度の体幹、正中線(棒)感覚、目付け、腰の水平移動・・腰を切らない基本。
足はキックして進むのが近道だが、永久に予備動作は消えないし、(相対的)スピードはでない。
腰をキック、切って動けば、テレホンパンチ。
突きも基本で腰を切ってやっているうちは、予備動作をつける稽古・・そう思いませんか?
倒すフックなら別だろうけど。

上手いやつは相手の腰が動いた瞬間、カウンターです。

刻み突きの練習:ゆっくり正確な動作確認を100本→次に速さを優先して100本、これを日々の練習とは別に朝晩2回、1ヶ月継続出来れば刻み突きの速さは見違える様になります。
特に引き手に注意して下さい。
そして組手が強くなりたければ『間合い』をご自分なりに研究して下さい。

何も考えず撃てる様に、ひたすら回数をこなす(フォームは綺麗に、たまに全力のスピードで)
ただ、技にこだわるのは良いですが、組手は間合いが1番大事ですよ。