伝統空手 「対カウンター」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「伝統空手 「対カウンター」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

組手のタイプでもいろいろあります。日本で最も多く勝率が一番高いものがカウンターで待ち構えつつ、タイミングを図りチャンスがあれば自分から仕掛けるというものです。(ほかに捌いて打ち終わりを狙うタイプ、ガンガン前に出てとにかく先を取るタイプなど)

カウンターを狙っているかは慣れれば雰囲気で分かりますが、一応軽くフェイントなどをかけてみると相手の反応で判断できます。

カウンターを狙う場合相手のリズムに合わせてタイミングを計ります(合わせ拍子)それをかき乱してやれば相手の反応を遅らせることができます。

とにかく不規則なリズムでステップして相手に合わせられなくする(乱拍子)
フェイントなどを入れて相手の体が崩れたところに出す(おとり拍子) などが基本です。

あとワンツーの間で上段のカウンターをもらうのであれば、1本目をしっかりと突き入れるようにしないといけないです。
1本目が当たらないとわかっているから、相手が1本目を始動した後で突きを出せば相手の2本目よりも先に当たるわけです。いえ、相手から当たってくるという表現のほうが正しいですね。
ですから、しっかりと1本目を捨て拳にせず決めるつもりで仕掛けるワンツーを練習しないといけないです。
荒賀(兄)のようなワンツーだと間で抜かれることはまずありません。

つまり1本目でいかに間合いを盗めるかが鍵になります。

基本的にはワンはフェイントですね。ワンはフェイントでツースリーフォーからが連続攻撃になりますね。一本目は相手も間合いに入れないようにカウンターを狙ってますから、それをもらわないようにフェイントで間合いを詰めて、ツーから一気にたたみかけます。

自分はカウンターがうまい相手には、刻み突きを相手に届かない程度に(フェイントでは相手が前に出てこないのでフェイントより少し大げさに)出して、相手のカウンターが出てきたときに前足で裏回し蹴りをします。相手は中段を突こうと下を向いてることが多いので決まりやすいです。そのとき、しっかり相手を見ることが大切です。相手の動きを見て動きましょう!じゃないと、相手がフェイントにひっかかってないのに蹴ろうと足を上げてしまっては、「あ、蹴り狙ってる」とバレたり、足を上げてバランスが崩れているときに攻められると反応できないことがあるからです。
その、ある人だけでなくいろんな人に使えると思います。

中段突きが得意な人は、かなり上手い人です。
カウンターはよけられないので、ワンツーを速く確実にできれば、勝機があります。

フェイントを入れて、相手の不発を狙う。