伝統空手 「カウンター」の技・テクニックのコツ・ポイント 2

「伝統空手 「カウンター」の技・テクニックのコツ・ポイント 2」のまとめです。

・相手を良く見て、「起こり」を読む
できれば身体が動く前に心が動いた時に。
・間合いを制する
相手の間合を自分の間合いに変えてしまうのがカウンターです。
・誘う
カウンターは気持ち、スピード、技術、で相手を上回る必要があります。
後出しですが、意識としては先出しです。

この3点を意識して、繰り返し試すことだと思います。
ただ、相手よりスピードで勝っていることが条件ですので、前提として基礎体力が必要です。

まず第一に相手に対して有利な線を取る事です。フットワークが大切です。
第二が、カウンターで待つと言うより攻める気持ちでいる事です。現在の高速組み手は待っていたら、もう遅いし不利です。前で前での気持ちでいる事です。

中段のカウンターは腰を落とすと同時に突きを出すので、スピードが遅くなるということはありません。
腰を落とすには構えにおいて、やや低めに構えている必要があります。
上段突きはいくら速くても腰を落とすだけで簡単によけられ、しかも相手の中段はがら空きなので、最もポイントの取りやすい技です。
この技があるため、皆、組手では上段突きをするのに躊躇があります。
この技は伝統空手にしかなく、組手の基本とも言える技なので修得の必要があります。