伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 11

「伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 11」のまとめです。

一人で突きの基本練習をする時に、人差し指を伸ばして前方を指さすつもりで突きを出します。
実際に「指さすつもり」でやることが大切です。
その感覚を、正拳を握った時も持つようにして練習すれば、結構すぐに出来るようになると思います。

飛び込みの中段突きは難易度は結構高めです。
初級者の方だと思いますので、
先ずは両足を固定し、前屈立ちでの中段突きから始めるべきです。
股関節の横回転(貴方の言う腰を入れる)を意識していますが、股関節の縦回転(前傾)は意識していますか?縦回転をしなければ、最大限に腰を入れる事は不可能です。
その場でしっかりと腰を入れた突きが出来る様になって初めて次の段階に進めます。
次の段階は、平行立ちから中段突きのフォームへと前足だけをスライドさせてしっかり突く練習をします。
何百回所か何千回とこれを繰り返します。
次に、基立ちから両足を前に移動させて突く中段突きの練習をします。
これは何千回所か何万回としましょう。
次の段階は相手との距離間で使い分けるために、
シングルモーションとダブルモーションの練習をします。
フォームも腰の入れもしっかりと出来るようになれば、
チューブで壁と腰をくくり付けて、壁の反対方向へ中段突きをする。
最終的には左右どちらでも遜色無くつける段階まで仕上げる。
これが練習の流れです。

打ち出しはじめに腰を使うということと、インパクトで反動を受け止めさらに腰を入れるのと二段階あるということですね。
1はカラ突きでもどれだけスピード、キレが出せるかでわかるでしょう
2は実際にモノを叩いてみなければ

これが上段突きだったらほとんど1だけで、腕先の質量で威力を出していいんですが中段は身体全体で重みをきかせます。