柔道 「背負投」の技・テクニックのコツ・ポイント 8

「柔道 「背負投」の技・テクニックのコツ・ポイント 8」のまとめです。

ケンカ四つは、自分の釣り手を相手の上から持ちます。
但し、この場合できるだけ襟の下で持ちます。
そして、自分の手首を相手の手首を上から押し付けるのです。押し付けた状態で背負投げに入るのです。
注意しなければならにのは後ろ回り捌きです。

ガッチリ組んでケンカ四つで右組みが勝てる事はまずありません。
そんな事で実力同等の者に勝てるのならば苦労はしません。

現在のルールでいうと
組み合ってしまったら組み手を嫌い切り続けると直ぐに指導がきます。
今朝テレビでやっていた体重別で指導を一回受けた後
10秒後に再度、指導という厳しい早さの宣告もありました。
七戸なども消極的と2分程度の間に指導を3つ取られるなどの経緯もあります。

昨日ベイカーが吉田に投げられたのは
安易に組みに行った手を取られ払い巻き込みをくらいました。
極端に言ってそれでも良い位にスピード柔道になっています。

ですからもっと理想を言えば、組み合うのではなく
自分が引き手、釣り手を取れたら直ぐに動き技に入る。
軽量は今の柔道とすればその位の早さが必要だと思います。

更にケンカ四つならば相四つよりも相手の前に
踏み込む距離があるのでバランスを崩さない下半身が必要です。

ケンカ四つ相手に動かず組み合っていたら
先に技を掛けられてしまうのは目に見えています。

とにかく、持ったら先、先に攻める事しかありません。

背負投は引き手に重点を置いたほうが効果的です。

釣り手はどちらでも良いのですが、
両方の入り方で打ち込みを毎日200本やって自分にあうかたちを探してください。

脇をたたんで入る背負投のほうが自分の肘をケガしにくいでしょう。