フェンシング 「フルーレ」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「フェンシング 「フルーレ」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

先ずは体力や細かい技術を覚えるより、ルールを理解することがフルーレでは重要です。

1.ルールブックを買ったり、フェンシング研究会で出してる戸田先生の本を買ったりしてフルーレのフラーズダルムを文章で理解する。
2.実際に試合を見たり、You TubeでFoil fencingの試合の動画を見て、実際の試合の勝敗がどういう感じで決まっているかを知る。

文章上のルールと実際の試合の判定ではイメージが異なることも多いですが、その場合は実際の試合を優先させましょう。

ルールを理解して、勝敗の判定の仕方が理解できるようになったら、練習で審判をしてみましょう。練習では微妙な場合はノーカウントにしましょう。試合では一方的に突くのが一番確実です。微妙な優劣や勝敗を競っても競技力は向上しません。

簡単な審判ができるようになったら、レッスンの取り方を練習しましょう。フルーレは体力や気力だけでは勝てません。

レッスンの取り方が全くわからない場合は、他の学校やクラブにいって練習に参加して、指導者や経験者にレッスンをお願いして、そのマネをしましょう。あるいは試合中に他の学校やクラブのレッスンを見てマネするとか、問題なければ動画を撮影して再生してマネするとか、それもダメならYou TubeでFoil lessonを見て、とりあえずそれをみようみまねしましょう。何もしないよりはず~っと上手くなるはずです。

自分だけ強くなればいいというような練習態度では自分も上手くなりません。突く人が正確な姿勢で正確な動作を素早く反復できるような、応用のできるようなレッスンの取り方、上手な突かせ方を練習すれば、自分自身の競技力や理解力も向上します。

フルーレやサーブルではわざとお互いにリポストをせずに、最後を必ず同時突きにして、前進後退と腕の伸ばしだけで勝敗を判定するファイティングもできます。
フラーズダルムの感覚が向上します。逆にお互いに絶対に同時突きをしないと決めてファイティングすることもできます。

こういうようにいろいろと想定を決めてファイティングを繰り返していると、レッスンの意味も前より理解できるようになると思います。