ボクシング 「ボディブロー」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「ボクシング 「ボディブロー」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

レバーは肝臓の事でこの様にアバラ骨に守られており、腹の右側に寄っています。体のミゾオチと言われる急所ですが、腹の中心を見るとレバーが唯一アバラ骨に守られていない無防備の部分です。

だから一般的にこのアバラ骨からあぶれ出ている部分の肝臓を突き上げる様な左のボディブローで叩くのが一番効くとされています。

ちなみに腹筋を叩き続けるだけでも相手の腹筋を弱らせ、体力を削って疲れさせる事ができます。そして腹筋が緩んで疲れてくると内臓をアバラ骨に腹筋の筋力で持ち上げていたのが今度は腹筋が弱ったせいで降りて来て、重要な内蔵がより無防備な状態になり、ボディへの攻撃がより効きやすく、痛く感じ始めます。

要するに、ボディは例え痛くなくても腹のどこでもいいので殴れば体力を削ると同時に相手のスピードや全体の勢いが落ちるという事です。ボディは特に積み重ねる事に意味があるというのはこういった理由が大きいですね。

右わき腹 というよりも、もうちょっと上です(肋骨下部。中に肝臓がある)。 ここを効かすと、1番倒しやすいと思います。急所ですが、打たれ強くする事は、できます。腹筋運動も大事ですが、人に打たせて鍛えると、かなり打たれ強くなります。あと、関係あるかわかりませんが腹式呼吸を普段から やっていると打たれ強くなった感じが、します。それからスタミナ・トレーニングを しっかりやることは、腹が打たれ強くなるためにも良い感じがしました。

ワンツーを上に打って、返しの左をボディに・・・
最も代表的なコンビネーションのひとつです。

あとはストレートを外に躱しながら打つとか。

張正九はわざとワンテンポ遅らせて
相手が腹筋を緩めたところに叩き込むボディブローが得意でした。

基本的には、逆のことをするんですよ。
上を打ちたいなら下を打つ、下を打ちたいなら上を打つ。

タイミング、そして距離感ですね。あからさまに狙うとカウンターの餌食に。