ボクシング 「フットワーク」の技・テクニックのコツ・ポイント 2

「ボクシング 「フットワーク」の技・テクニックのコツ・ポイント 2」のまとめです。

フットワークですか。
そうですね。基本のなわとびでしょうね。
なぜなわとびなのか?
それは、なわとびするときのつま先の動きでパンチを打つからなんですよね。

特に後ろ足。後ろ足のつま先の反動を使って、パンチを打つんですよね。
つま先を反ると、S字になりませんか?つま先側のカーブのところで反動をつけるんです。

基本はそれです。フットワークの基本、パンチの基本でもあります。

パンチは足で打つんですよね。

僕は、プロアマ通して世界一のフットワーカーは、ワシル・ロマチェンコだと思っているんですが、上体の振りからあっという間のサイドチェンジ、そこからのコンビネーション、相手のカウンターを察知すると華麗なバックステップなど一連の動きが洗練されたリズムから生まれており、まさに芸術です!
何度も見せるサイドチェンジは、対戦相手の後ろに回ってしまうほど、相手はまるで付いてこれません。

これほどの選手は、世界中を見渡してみてもロマチェンコの他にはいなでしょう。

リズムは人それぞれで、なかなか人に言われたようにはいきません。まして今までの癖が、体に染み付いているので簡単そうに思えても意外とできないことって結構ありますよね。
ヒントは、意外と日常生活にあったりもします。

まずは、右に乗せたいときは頭が、右膝の上にのせるように、左に乗せたいときは頭が、左膝の上に乗せるようにするため、練習してみましょう。
① 階段を上がる
階段を一段ずつ飛ばして上がっていく。(両腕は、ふさがっていた方が、都合がいいので、組んでおくか、ポケットにいれておく。)
この時に、体重を乗せたい膝に頭をいち早く右へ左へ移動させます。
決して駆け上がるのではなく一歩一歩上がってください。
膝の上に頭を移動することで足のキックを意識することができると思います。(この感覚が、特にボディ打ちやアッパー等に役立ちます。)

前へ出る時は前足の膝上に頭が来るように、踏み込む。そして前足が着地すると同時にパンチを出す。(ジャブ)
まずは、このトレーニングを行なってみてください。