ボクシング 「フリッカージャブ」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「ボクシング 「フリッカージャブ」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

1.相手の死角から打つパンチ
2.普通のジャブは肩からまっすぐ打つがフリッカーは腕を鞭のようにしならせて手首を利かせて打つ
3.角度があるので相手からは見えにくい
4.右をもらいやすくなる
5.体重を乗せづらい
6.手首を痛める

フリッカーはオーソドックスのジャブの様に位置取り要素の方が利点かな、視界が狭いオーソドックスよりも視界が広いデトロイトスタイルの方が術者によって防御面に優れるともいえる。相手の左は自分の右手のパーリーやブロッキングで抑止、フリッカー→スウェー→ダッキングで急襲したり離脱もできる。左のダブルが非常に使いやすい、左ボディから顔へ左フック→離脱。逆でも効果的。
大体、様々なデトロイトスタイルのボクサー見てると、どうやら〔というか普通〕フリッカーは距離取りとステップイン抑止が普通のジャブより効果的なのは確かですね。それとコンビネーションがモーション少なめで打てる利点もあるかと。
デメリットはやはり使い手を選ぶと言うところ。スウェーやダッキング、パーリー、ストッピング、ブロッキングとかが高い次元の人じゃないと受け身になった時に危険。

ぼくの、知り得る限りの知識ってか こんな感じかな?ってやってみたイメージですけど、通常のジャブに比べたら基本的に 肩からナックルの握りまで、もっと脱力の状態から、インパクトの瞬間だけ 拳を握り込む感じだと思います。

ふつーのジャブって、真っ直ぐ打つとか、肩入れて、ロックするって、良しとされるでしょ?

ソレ無視して、速さだけとって、インパクトの瞬間だけ握るんです。だから、構えは ややガード低めな選手が多いと思います。なんてか、スナップオンリーで打つみたいな。

変則的なタイミングで、軌道も読みづらいから、よけにくいっていいますよね? ノーモーションで、速いからだと思いますけど。

そんな感じ。

でも、基本 ロングレンジとか、リーチ長い人が 得意なパンチですよ?

下から来るパンチは避けにくい事と、ジャブですから連続で来ますのでかわすのは難しいでしょう。外側から来るフック気味のリードブローも避けにくいですね。余談ですが元世界フライ級チャンプの小林光二選手が得意としたパンチで、一度スパーリングしましたが全く避けられなかったです。見えない角度から飛んで来る感覚ですね。
フリッカージャブは真下から来るので鼻先に当たれば鼻血ブーは免れないでしょう。